借地権相続について

家族の死後相続して困るのが家(一戸建てやマンション)です。
その物件が借地権の対象である場合、注意が必要です。
ここでは、Q&Aをまじえて紹介します。
売却が難しい場合やその相場観がどれくらいなのかなど
わからないことが多々あると思うのでしっかりとチェックしておきましょう!!

Question|家族の死後相続することが出来るのか?

親族がお亡くなりになり、初めてきづくことが沢山あります。
遺品や遺書により気づくことも多々あると思います。
そんな時に困るのが借地権です。借地権は相続できるのか
ページで解説したいと思います。

Answer|相続することができます!!

家(一戸建てやマンション)や土地の賃借権は、財産ですから

相続対象になります。

世帯主(夫)であられる方「借り主」様が死亡された場合は、

相続人である妻や子供がその権利を相続することができます。

よって、賃借契約は変わらず有効になります。

相続する上での知っておくべきこと

相続するにあたって、貸し主の方に承諾を得る必要はございません。

貸し主は、法定相続人が賃借権を相続することを拒否できません。

※拒否できるように促す貸主もいますので注意しましょう!!
ですから、世帯主の死亡を理由に立ち退きを要求されたとしても、応じる必要はありません。
(応じてはいけません)
相続人が故人(被相続人)と同棲していなかい場合にも、そのまま相続の権利があります。

借地権相続分割について

借地権の遺産分割の方法は、現物をそのまま分割するのは、やはり難しいです。
※ 一般的には難しいと思われます。

換価分割や代償分割といった方法をとられるのが良いと思います。

詳細は、下記。

1. 相続をされる人の中に建物の利用をしている場合、その人が家(一戸建てやマンション)と借地権の全部を現物で取得していただき、
その人の法定相続分を超過する部分の価額と同等の金額を他の相続人に代償金として支払うことで解決できます。

2. 土地の貸し主との協議・話合いの中で、借地権付建物を買い上げていただき、その代金を相続をする人達で分割する。

3. 借地契約の期間満了時に、建物買取請求権を行使すし、お金に変えて分割する

4. 地主が建物の買上げに応じない場合、地主の承諾を得て建物と借地権を第三者に売却する。
注記:この場合、地主への相応の承諾料が必要となるため注意が必要です。

被相続人について

被相続人とは、亡くなった人のことを言います。
相続人 = 相続をする人(財産を引継ぐ人)です。

被相続人の配偶者(夫or妻)は、常に相続人となります。
注記:内縁の夫・妻、元の夫・妻は、相続人にはなれませんので注意が必要です。

配偶者と一緒に相続人になれるのは、以下となります。
第一順位 子供
第二順位 父母
第三順位 兄弟姉妹
備考:子供には、もしも子供が既に死亡してしまっている場合は被相続人の孫
さらにその孫が死亡している場合の被相続人の曾孫が含まれています。
これを「代襲相続」といいます。